キャリアは自分で創る時代へ──私の歩みと経営者としての視点

こんにちは、鈴木七緒です。

私はこれまで、キャリア支援事業の一環として多くの方々のキャリア形成をサポートしてきました。1年間で約1,000名以上の方と個別で面談をしたこともあります。

その中で感じるのは、現代においてキャリアは「与えられるもの」ではなく、「自ら創り出すもの」だということです。

今回は、私自身のキャリアの歩みと、経営者としての視点から、キャリア形成の重要性についてお話ししたいと思います。

キャリアは偶然の積み重ねではなく、意図的な選択の連続

私のキャリアは、決して一直線ではありませんでした。

新卒で入社した大手物流企業では、就職氷河期に内定をいただいたという恩があったため、この会社で一生勤め上げるという想いで日々努力を積み重ねていました。

会社の仕事はやりがいがありましたし、楽しかったです。
しかし、経営の師との出会いをきっかけに「会社のため」に働くのか、それとも「自分の人生ため」に働くのかを考え始めました。

その後、会社経営をすることを決め、現在は株式会社7&COLORSの代表として、クラフトビールの開発・販売や、表参道でのアイサロン併設セレクトショップ「organic life & eye style RiboN」の運営、キャリア支援事業など、多岐にわたる活動を行っています。

このように、私のキャリアは「偶然」の連続のように見えるかもしれませんが、実はその都度、自分の価値観や人生観に基づいて「意図的な選択」をしてきました。

キャリアは、与えられるものではなく、自らの意思で創り出すものだと実感しています。

経営者として考える、キャリア形成の重要性

キャリア支援事業を営む経営者として、出会う方一人ひとりのキャリア形成を支援することの重要性を日々感じています。

自らのキャリアに主体的に向き合い、成長していくことで、ゆくゆくは社会全体の活力も高まります。

例えば、ゲストとしてお呼びいただいているキャリア講演会にお越しいただいた方が、新たな目標を見つけ、会社や会社の枠組みを超えて活躍するようになったというお声をいただくこともあります。
限りなく嬉しいことですし、個人のキャリア形成が社会全体に良い影響を与えるのです。

また、自らのビジョンを持つことで、目標に向かって主体的に行動するようになります。
その結果、日々のモチベーションも高まり、周囲への良い影響にもなるでしょう。

キャリアは自分で創るもの──その第一歩を踏み出そう

キャリアは、待っていても与えられるものではありません。
自らの価値観や人生観に基づいて、意図的に選択し、行動することで初めて築かれていくものです。

私自身も、さまざまな選択と行動を重ねて、現在のキャリアを築いてきました。

そして、キャリア支援事業を営む経営者としても、出会う方一人ひとりのキャリア形成を支援することの重要性を実感しています。

20代・30代の皆さん、ぜひ自らのキャリアに主体的に向き合い、自分だけの道を切り拓いていってください。

その第一歩を踏み出すことで、未来は大きく変わるはずです。