こんにちは。株式会社7&COLORS代表の鈴木七緒です。
日々の業務やキャリアの節目で、「頑張っているのに評価や成果に繋がらない」「自分の言葉が相手に伝わらない」と悩んだ経験はありませんか。
新しい挑戦を前に「自分にはアピールできる実績がない」と立ち止まってしまったり、周囲との関係性にモヤモヤを抱えたり、悩んだりする20代・30代は多いと思います。
私自身、大手物流会社での会社員時代を経て独立し、現在は表参道でのサロン・セレクトショップ運営やクラフトビール事業、キャリア支援など多角的な事業を展開してまいりました。
今回は、私が経営や現場で大切にしてきた「実績の本質」と「行動を信頼に変えるコミュニケーションの思考法」についてお伝えします。
実績とは「どれだけ頑張ったか」ではなく「どんな価値を提供したか」
「実績がない」と悩む方の多くは、自分の「行動量」を実績だと捉えてしまいがちです。
ですが、ビジネスにおける「実績」とは、単なる作業量や肩書きではなく、「相手や組織の課題を解決し、どんな価値を相手側に提供できたか」 ということだと思います。
自分が何をやったかではなく、目の前の相手にどんな価値を提供できたか。その「相手への貢献」の積み重ねこそが、誰にも奪われないあなただけの武器であり、確固たる信頼の基礎になります。
真のコミュニケーションとは「相手の中にコミットメントを呼び起こすこと」
現場で成果を出し、周囲を巻き込んでいく上で欠かせないのが「コミュニケーション」です。
よく「コミュニケーション=みんなと仲良く波風立てずに過ごすこと」と誤解されがちですが、私はそうではないと思っています。私にとってのコミュニケーションのゴールは、伝えることそのものではなく、「目標達成に向かって相手が自ら前進する決意(コミットメント)を引き出すこと」です。
どれだけ正しいことを言っても、相手の内側に「やりたい」「変わりたい」という火がつき、自ら動かなければ意味がありません。
「この言葉で相手は一歩踏み出せるか」
「覚悟が決まる関わり方ができているか」
相手の現在の感情だけでなく、相手がこれから向かうべき「未来」を見て全力を尽くすこと。それこそが、周囲を巻き込みチームで成果を出すための出発点です。
他人とのコミュニケーションは「自分との対話」が土台になる
相手を動かす言葉や姿勢の根底には、必ず「自分とのコミュニケーション」が存在します。
自分の本音にごまかしがあったり、自分との約束を破り続けていると、どれだけ言葉を飾っても発言の重みや信頼感は失われてしまいます。
「言葉が強い人」「覚悟が伝わる人」は、例外なく自分自身の弱さや本音と愚直に向き合っている人です。
今日の自分はどんな空気をまとっているか?
自身との約束を守り、本音で生きているか?
他人との信頼関係を築く第一歩は、まず「自分との対話」を整え、日々の小さな約束を完遂することから始まります。
AI時代だからこそ、泥臭い「一次情報」と「リアルな体験」が価値になる
AIが瞬時に答えを提示してくれる時代だからこそ、検索や二次情報だけでは人の心を動かす熱量は生まれません。
- 成功の裏にあった失敗や試行錯誤
- 現場で人と向き合ったときの温度感や感情
- 自分で決断しリスクを取った瞬間の葛藤
私自身、講演会などで起業当時の葛藤や事業立ち上げの泥臭い体験談をお話しすると、多くの方が共感し背中を押されたとおっしゃってくださいます。
自分自身で体験し、語れる「一次情報」のストーリーこそが、これからの時代に最も価値を持ち続ける実績になります。
おわりに
最初から特別な実績や、完璧なコミュニケーションスキルを持っている人はいません。
- 目の前の人にどう貢献できるか
- 相手の未来を信じて自発的な行動を促す(コミットメントを引き出す)
- 自分との約束を守り、泥臭い体験を積み重ねる
日々の小さな挑戦と選択の積み重ねが、やがてあなたの揺るぎない「信頼」となり、自分らしい理想のキャリアを切り拓く力になります。
焦らず、今日目の前にあるひとつの仕事、目の前のひとりとの対話から、確かな変化を生み出していきましょう。
